35点差の翌日に、静岡は何を変えたのか

2026年4月25日、北九州メッセで行われたB2リーグ 2025-2026シーズンのライジングゼファー福岡対ベルテックス静岡は、静岡が81-76で勝利した。

この試合を振り返るうえで外せないのが、翌日に行われた4月26日の同カードとの比較だ。

4月25日の静岡は81得点を挙げて5点差で勝利。一方、4月26日は50得点にとどまり、福岡に85-50で敗れている。

つまり、同じ北九州メッセで行われた2試合では、静岡の得点が31点も変化した。

この記事では、4月25日の試合について、単純な勝敗だけではなく、福岡に先行された静岡がどのように試合をひっくり返したのかを数字から見ていく。

試合結果

  • 試合日:2026年4月25日
  • 会場:北九州メッセ
  • リーグ:B2リーグ 2025-2026
  • 結果:福岡 76 – 81 静岡

クォーター別スコア

  • 第1Q:福岡 25 – 17 静岡
  • 第2Q:福岡 11 – 22 静岡
  • 第3Q:福岡 22 – 19 静岡
  • 第4Q:福岡 18 – 23 静岡

第1Qは福岡が8点リード

試合の入りは福岡が優勢だった。

第1Qを25-17とし、静岡に8点のリードを作った。

ここから静岡がどこまで立て直せるかが、この試合の最初のポイントとなった。

第2Qで静岡が22-11と逆転

静岡の反撃が始まったのは第2Qだった。

静岡は10分間で22得点を挙げ、福岡を11得点に抑えた。

第1Q終了時点では8点差だったため、この第2Qだけで静岡は11点上回り、前半終了時点で39-36と逆転した。

第1Qで作られた8点差を、その後の10分間でひっくり返したことになる。

試合全体を振り返ると、この第2Qが勝敗を左右する最初の大きな転換点だった。

第3Qは福岡が22-19

後半に入ると福岡も反撃した。

第3Qは福岡が22得点、静岡が19得点。福岡が3点上回ったことで、静岡のリードは1点差まで縮まった。

前半で逆転した静岡だったが、試合は再びどちらに転ぶか分からない展開となった。

最後は第4Qを23-18で静岡

第4Qでは静岡が再び得点を伸ばした。

静岡が23得点、福岡が18得点。5点差で静岡がこのクォーターを制し、最終スコア81-76で勝利した。

第3Q終了時点で1点差まで追い上げられた状況から、最後の10分間で再び5点差を作ったことが勝利につながった。

福岡は青木龍史が29得点

福岡では青木龍史選手が29得点を記録した。

FG成功率は61.1%、3ポイントシュートは12本中7本を成功させており、福岡の得点を大きく支えた。

福岡が76得点だったことを考えると、青木選手の29得点はチーム得点の大きな割合を占めている。

パブロ・アギラールが15得点・12リバウンド・7アシスト

パブロ・アギラール選手は15得点、12リバウンド、7アシストを記録した。

得点だけでなく、リバウンドとアシストでもチームに関わる数字を残している。

静岡は4選手が二桁得点

静岡ではケニー・ローソン・ジュニア選手が18得点、アンガス・ブラント選手が15得点、クリス・エブ・ンドウ選手が14得点、柏倉哲平選手が11得点を記録した。

4選手が二桁得点を挙げており、青木選手の29得点が目立った福岡とは得点の分布が異なっている。

1人の大量得点だけでなく、複数選手が得点を分担したことが81得点につながった。

FG成功率はほぼ互角

この試合では、FG成功率に大きな差はなかった。

  • 福岡:52.5%(31/59)
  • 静岡:52.3%(34/65)

福岡が52.5%、静岡が52.3%で、数字上はほぼ互角だった。

一方で静岡は65本のFGを試投して34本を成功。福岡より6本多くシュートを放っている。

成功率ではほぼ同じでも、試投数には差があった。

リバウンドは静岡が33-29

リバウンドでは静岡が福岡を上回った。

  • 福岡:29本
  • 静岡:33本
  • 差:静岡が4本

静岡は4本多くリバウンドを確保している。

ブラント選手が10本、ンドウ選手が7本を記録しており、インサイド陣がチームのリバウンドを支えた。

前日の35点差から、何が違ったのか

4月25日の試合を特徴づけるのは、翌日の4月26日との数字の違いだ。

4月25日は静岡が81得点、FG成功率52.3%、リバウンド33本を記録した。

一方、4月26日は静岡が50得点、FG成功率27.9%、3ポイント1/23という数字になった。

同じ相手との連戦でありながら、チームの得点とシュート効率には大きな差が生まれている。

4月25日の試合では、少なくともFG成功率が50%を超え、複数選手が得点を伸ばしたことが特徴だった。

この試合で静岡が取り戻したもの

第1Qで8点を追う展開から、第2Qで逆転。第3Qで再び1点差まで追い上げられたものの、第4Qで再度リードを広げた。

つまり静岡は、試合中に一度だけ流れを変えたのではなく、第2Qと第4Qの2度にわたって福岡を上回った。

最終的な5点差は大きくない。しかし、クォーターごとの数字を見ると、静岡が劣勢になった場面から再び得点を伸ばしたことが分かる。

試合総括

ベルテックス静岡はライジングゼファー福岡を81-76で下した。

第1Qでは17-25と8点を追ったものの、第2Qで22-11と反撃し、前半終了時点で逆転。第3Qで福岡に追い上げられた後、第4Qを23-18で制して勝利した。

FG成功率は福岡52.5%、静岡52.3%とほぼ互角。リバウンドでは静岡が33-29と上回った。

静岡は4選手が二桁得点を記録し、得点を分散させながら81得点を確保した。

翌日の試合では大きく得点を落とすことになるだけに、この4月25日の試合は、シュート効率と複数選手による得点という面で静岡が攻撃を機能させた試合として見ることができる。

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