2026年10月10日、北海きたえーるで行われたレバンガ北海道と千葉ジェッツの一戦は、両チームが高いオフェンス力を発揮する激しい点の取り合いとなった。試合は終始千葉がわずかに主導権を握り、北海道も富永啓生やジョン・ハーラー、マークイーズ・ボールデンらが奮闘したものの、最後まで千葉の得点力を止めきれず109-103で千葉が勝利した。

試合の流れ

第1Qは千葉が32-23と9点をリード。ネイト・ウィリアムズが序盤から積極的に得点を重ね、北海道は富永啓生のドライブとハーラーのインサイドで応戦したが、千葉の高い決定力が上回った。第2Qは北海道が32点を奪い反撃。富永がこのクォーターだけで10得点、ハーラーもペイントで存在感を発揮し、前半は55-62と7点差で折り返した。第3Qは千葉が27点、北海道が24点。ウィリアムズがこの時間帯だけで12得点と爆発し、千葉が再びリードを広げる展開に。北海道はボールデンがインサイドで粘り、クラークがリバウンドで奮闘したが、千葉の得点ペースを止められなかった。第4Qは北海道が24点、千葉が20点。富永が終盤に連続得点を決めて追い上げたものの、千葉は渡邊雄太のフリースローやウィリアムズの勝負どころの得点でリードを守り切り、接戦を制した。

レバンガ北海道の個人スタッツ

富永啓生選手

26得点
2リバウンド
10EFF
FG9/21と高い得点力を発揮し、終盤の追い上げを牽引。

ジョン・ハーラー選手

23得点
7リバウンド
26EFF
FG8/11、FT7/8と高効率。インサイドで圧倒的な存在感。

マークイーズ・ボールデン選手

21得点
9リバウンド
23EFF
FG6/12、FT6/6と安定したフィニッシュ。攻守でチームを支えた。

ゲイリー・クラーク選手

13得点
16リバウンド
21EFF
16リバウンドと圧巻の数字。攻守でハードワークを続けた。

千葉ジェッツの個人スタッツ

ネイト・ウィリアムズ選手

29得点
5リバウンド
26EFF
FG12/23と高効率。試合を通して北海道を苦しめた。

渡邊雄太選手

16得点
5リバウンド
24EFF
3P3/8、FT5/7と安定。終盤の勝負どころで存在感。

エルジー・ギル選手

11得点
6リバウンド
18EFF
FG4/5と高効率。リム周りで確実に得点を重ねた。

ルーク・メイ選手

15得点
6リバウンド
18EFF
3P2/4と外角で存在感。攻守でバランスの良い働き。

試合総括(DAY2に向けて)

レバンガ北海道は富永啓生、ハーラー、ボールデンの3名が合計70得点と高いオフェンス力を発揮し、試合を通して勝機を作ったものの、千葉ジェッツはウィリアムズを中心に複数選手が高効率で得点を重ね、終盤の勝負どころで北海道を上回った。DAY2に向けて千葉がアウェイで連勝を狙うためには、北海道のインサイド陣をどれだけ抑えられるかが鍵となる。特にハーラーとボールデンのフィニッシュ精度は高く、ギルやメイが早いポジション取りで押し出し、ダブルチームのタイミングを早めてボールを離させる必要がある。また富永啓生のドライブとミドルを抑えるために、瀬川や渡邊雄太がボール運びの段階からプレッシャーをかけ、北海道のテンポを乱したい。一方、北海道がホームで勝利をつかむためには、千葉のウィリアムズを中心とした外角とミドルレンジの高効率ショットをどれだけ抑えられるかが重要になる。DAY1では千葉がFG52%と高い決定力を見せたため、北海道はクラークやボールデンを中心にペイントの守備強度を高め、千葉のセカンドチャンスを減らす必要がある。また富永啓生の得点に加えて外角の成功率を上げられるかもポイントで、北海道は3Pが4/14と伸び悩んだため、DAY2では富永以外の選手が外角で存在感を示せるかが勝敗を左右する。両チームとも修正ポイントが明確で、DAY2は戦略の選択が勝敗を大きく左右する一戦となる。